道徳(二項対立型) ✖ 恵方巻実践
僕の尊敬する「ふたせんさん」が、二項対立型の授業を実践されました。
http://www.kesuke03.xyz/entry/2018/02/06/062712
ふたせんさんのブログは昔からずっと読ませて頂いていたので、こんなに嬉しいことはありません。ありがとうございました!
御本人の許可をいただきましたので、振り返りを書かせていただこうと思います。
振り返り
①タイムリーで素晴らしい
道徳というのは、やはりタイムリーな話題の方が良いと思います。いきなりぶっこんでも問題ないですが、タイムリーな話題の方が後々まで響きます。家庭でも話題になったと本人が仰っていましたが、タイムリーだったのが大きな要因だと思います。
②恵方巻の写真のインパクトが素晴らしい
えげつない量の恵方巻ですよね。問題意識を持たずにはいられません!
写真にはこだわりたいですね!
③2人ずつ意見を言わせたのが素晴らしい
両者に平等というのが素晴らしい。
多勢とか少数とか関係なく、平等に扱うのは大切なことだと思います。
これは「学習に多数決はなじまない」ことを伝えるヒドゥンカリキュラムです。
代案
素晴らしすぎる授業なので、代案らしい代案はありません。よって、おまけのアイデアを書きます。
①援護射撃を用意できるといい
例えば、「許せない」派が優勢になったとします。
そしたら、教師が「痛い所」を突くわけです。
おにぎりパパ🍙の突く「痛い所」は決まっています。
「恵方巻は捨ててなくても、自分も同じようなことしてないかい?」
給食の残食だとか
レストランの食べ残しだとかを突き付けます(笑)
逆に「仕方ない」派が優勢になったとします。
そしたら反対側の痛い所を突きます。
「仕方ないってあきらめたら、食べ物はどんどん無駄になっていくんじゃない?」
給食の残食だとか
レストランの食べ残しだとかを突き付けます(笑)
気付いたと思います。
どっち側に突き付けるにしろ、同じ画像やん!
そうなんです。二項対立は表裏一体なのです!
だから、教師の投げかけ方で、写真の見え方が変わるのです!
そしてまた、ふりだしに戻ったように話が回り出すのです(笑)
②教師の説話があってもいい
最後に、教師の説話があってもいいんじゃないかと思います。
ではどんな話をすればいいのか。
科学技術に、どちらも納得のいく答えを求める
おにぎりパパ🍙なら、「AIによって、恵方巻がどれだけ売れるかを、より正確に算出できるようになる話」をしますね。
それは、おにぎりパパ🍙が理科の教師だからです。
もし、音楽が好きな教師なら、例えば心に響く歌を作ったら素敵ですよね!
子供たちには、未来志向でいてほしいと思いませんか?
(多くの先生は、道徳的にはいらない話と断定するでしょうね笑)
学びの場をくださった「ふたせんさん」に、心から感謝申し上げます。