学級経営案 ✖ 教室掲示
おにぎり🍙はいつも、学級経営案を3月に考えます。
まだ、今年度のクラスも終わっていないのに!
来年度の学年もクラスも分かっていないのにです!
理由は、今年の反省を生かせるのと、自由に考えられるからです(*^^*)
おにぎり🍙の性格上、今年度が終わると「終わりよければすべてよし!」となり、反省が浮かばなくなります。そうならないために、今年度に考えるのです。
3月は、PDCAのCとAの時期なんです(^^)
というわけで、今日は教室掲示について考えます♪
今年度の学級掲示
今年度の学級掲示は、1人1ヵ所、名前付きでずらっとでした。
うん、普通!笑
でもこの方法、いくつか不満があったんです!
①1人1ヵ所が不便
社会などで新聞を書くと、早い子が決まって「もう一枚書いていいですかっ!」と言います。もちろん良いんだけど、飾る場所がないんですよね。
「学習の量」をそろえる時代は終わったんだから、「掲示スペースの割り当て」だって、そろえる時代は終わったはずです!
②アウトプット重視なのに、アウトプットする場所が足りない
学習が「インプット重視」の時代から「アウトプット重視」の時代になりました。
アウトプット重視なのに、A4クリアーポケット1つで足りるわけないじゃん!
③なんとなく全員そろってないとダメな感じす
例えば「みんなに広めたい」と思ったノートがあったとします。コピーして掲示しようとすると「その子の掲示だけ、みんなと違うもの」になるんです。
別にダメってわけではないのですが、みんなが社会の新聞飾っているのに、1人だけノートのコピーっていうのも違和感あるんですよね。そんなこんなで、掲示する意欲が減退してしまいます。
④結局、教師⇄子供だけのクローズドなやりとりになりがち
①~③を理由に、クローズドなやりとりに終わる学習が増えてしまっていました。
これじゃあ、主体的な学びは引き出せませんよね。
多くの人に見てもらえる、オープンなアウトプットの方が楽しいに決まっています!
そこで、これらの問題を解決する掲示を考えてみました!
名付けて「ファイル100枚構想」
ファイル100枚構想ってなんぞや?
ファイル100枚構想とは
絵でかくとこんな感じです。
クラス全員で、100か所くらい掲示場所が必要です。
「1人1ヵ所とか決めずに、出したい時に出したい人が、出したい物をアウトプットし、それを共有する場所」
情報はどんどん更新されていき、古いものから埋もれていくシステム
例えば社会の新聞づくり。完成した人からどんどんポケットに入れていきます。
左上から順に入れます。
この方法なら1人2枚だろうが、自主的に家で書いてこようが、1人何枚でも掲示できます♪
もし、右下のポケットまですべて埋まってしまったら、また左上から入れていきます。
古い情報は更新されます。
今どこが一番新しいかを表すために、最新情報には🌸をつけます。
結論
①1人何枚でも掲示できて
②無限のアウトプットが可能になり
③全員そろえる必要もなく
④人に見てもらえるアウトプット
それがファイル100枚構想!
掲示物を通して、子供たちのアウトプットが繋がっていくことを願っています(*^^*)
※異動先の学校で、やる勇気があるかどうかは別問題です(笑)