考え方ベースの授業「比べてみる」
1年:どうぶつの赤ちゃん
「ライオンの赤ちゃんとしまうまの赤ちゃんをくらべよう」
2年:わたしはおねえさん
「すみれちゃんと自分をくらべて、どこが似ている?どこが違う?」
3年:モチモチの木
「~の場面の豆太と~の場面の豆太を比べてみよう」
4年:ちいちゃんのかげおくり
「2つのかげおくりを比べよう」
5年:わらぐつの中の神様
「他の物語と比べよう」
6年:やまなし
「5月と12月を比べよう(対比しよう)」
国語教科書は、ここまで「比べる」ことに拘っています!
なぜなら「比べる」という考え方が、何より大事だからです!
しまうまの赤ちゃんの情報、どうでもいい!
やまなしの世界観、二の次!!
自由自在に比べられる能力、超重要!!!
これが「考え方ベース」の授業です。
「比べる」という活動を無視して、「盛り上がるから」なんて理由で思いつきの発問をする教師の、なんと多いことでしょう。
次回:どうやって比べる能力を高めるの?