稼ぐ教師🍙になりませんか?

「信用」と「時間」と「お金」を稼ぐ教師になるためのブログです♪

考え方ベースの授業「比べてみる」

1年:どうぶつの赤ちゃん

「ライオンの赤ちゃんとしまうまの赤ちゃんをくらべよう」

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2年:わたしはおねえさん

「すみれちゃんと自分をくらべて、どこが似ている?どこが違う?」

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3年:モチモチの木

「~の場面の豆太と~の場面の豆太を比べてみよう」

 

 

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4年:ちいちゃんのかげおくり

「2つのかげおくりを比べよう」

 

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5年:わらぐつの中の神様

「他の物語と比べよう」

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6年:やまなし

「5月と12月を比べよう(対比しよう)」

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国語教科書は、ここまで「比べる」ことに拘っています!

なぜなら「比べる」という考え方が、何より大事だからです!

しまうまの赤ちゃんの情報、どうでもいい!

やまなしの世界観、二の次!!

自由自在に比べられる能力、超重要!!!

 

これが「考え方ベース」の授業です。

 

「比べる」という活動を無視して、「盛り上がるから」なんて理由で思いつきの発問をする教師の、なんと多いことでしょう。

 

次回:どうやって比べる能力を高めるの?

生徒指導のケーススタディー:ミサンガを取らせたい

学年集会を開いて、ミサンガを取るよう指導する時の指導例を紹介します。

基本方針は「信用を稼ぐ生徒指導」です。

詳しくはこちらご覧ください♪

onigiripapa1031.hatenablog.com

 

 

🍙今日集まったのはね、学校に不必要な物の話なの。

 

🍙学校に不必要な物を持ってきてはいけないってルールがあるよね。

 

子)はい。

 

🍙それは、勉強に集中できなくなったりトラブルの元になったりするからなんだよね。

(前提の確認)

 

子)はい。

 

🍙だんだんとルーズになって、不必要な物を持ってきてないかな?ちょっと自分の持ち物を思い返してみよう。

 

子)(心の中で考える。)

 

🍙いつも話しているように、正直に言ってくれる人は絶対に叱られません。それどころか褒められるかもしれません。不必要な物を持ってきてるかなーって心当たりがある人は手を挙げてみて。(めっちゃ笑顔で言う)

 

子)数人立つ

 

🍙えらい!正直に手をあげるなんて、えらい!えらすぎる!!!

 手を挙げた人は立って。(まず、挙手。次に、起立。これが負荷が小さい。)

 

🍙何を持ってきているんですか?

 

子)キーホルダ

子)シャープペンシル

 

🍙みんな正直!よく考えてる!すばらしい!

 

🍙なぜ不必要なのか、考えてみよう。(不必要といえるかどうか考えると、混乱する迷走する可能性がある。必ず、不必要なこと前提で、なぜ不必要かを考える)

 

子)いろいろ言う。

 

🍙なるほど、だから不必要なんだね。じゃあ、明日からは持ってくるのやめようか。みんなで約束しましょう。

 

🍙ところでさ、昨日、ある物を「不必要なんじゃない?」って相談に来た子がいたんだ。その物ってなんだと思う?ヒントは身に付ける物。

 

子)メガネ!

 

🍙メガネは必要!(冗談で笑いを取る)

 

子)ミサンガ

 

🍙そう、ミサンガ。

 

🍙ミサンガが学校に必要だと思う人立ちましょう。

(1人も立たない。立ちにくい聞き方をするのがポイント)

 

🍙誰も立たないってことは、みんな不必要だと思っているんだね。体育でも危ないよね。じゃあ明日から取ってこようか。今付けている人手を挙げて(雰囲気が重くなった場合は、「正直は褒められる」ともう一度伝える)

 

子)数人立つ

 

🍙正直に立ってえらい!すばらしい!明日取ってこれますか?

 

子)はい。

 

🍙よろしくお願いします。 

 

 

 

まとめ

※関係ない子たちからは「ずるいことは許されない」という信用を得る。

※付けていた子たちからは「なせか褒められら感じで悪く言われなかった」という信用を得る。

※ミサンガは、あくまで今回話題になったにすぎない。「不必要な物」の判断力を養うことで、類似問題の発生を防げる。

 

WIN WIN

所要時間10分

信用を稼ぐ生徒指導

おにぎり🍙は今年、生徒指導主任をやっています。

明日、教育実習の方へ「生徒指導」を語る機会を頂きました。

そこで、おにぎり🍙の生徒指導に対する考えをまとめておきたいと思います。

 

生徒指導の目的

「信用を稼ぐ」

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「またかよっ」て思った人ごめんなさい(笑)

でも、すべての教育活動(というか人生すべて)は、これで説明ができるんです♪

 

信用を稼ぐ生徒指導とは?

おにぎり🍙の学校では「月ごとの生徒指導の目標」が決まっています。

例えば

4月は「相手の目を見てあいさつをしよう」

5月は「廊下は静かに歩こう」

です。

(目標の良し悪しは議論しません。異動してきたら、すでに決まっていたからです。)

 

さて、4月の「相手の目を見てあいさつをしよう」ですが、この目標にむけて、教師は、誰から、どのように信用を稼げばいいのでしょうか?

 

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まず、誰から信用を稼ぐの?

①児童

②地域

③保護者

 

おにぎり🍙は、この3つの視点から信用を稼ぐべく、活動を設定しています。

 

児童から信用を稼ぐには?

「朝のあいさつの声が小さぁぁぁい!やりなおしぃぃぃ!」なんて叫んでも、その場の声は大きくなりますが、児童からの信用は稼げません。愚の骨頂です(笑)

 

ではどうすれば稼げるか?

 

 

①褒めちぎる

児童から信用を稼ぐには、できないからといって、絶対に叱らないことです。

褒めて褒めて褒めてちぎります(笑)

 

②名前を呼んで褒めちぎる

「元気な挨拶だねー」と褒めるより「〇〇さん、元気なあいさつだねー」と褒めた方が効果100倍です!

 

③あいさつを褒めるのではなく、あいさつできるあなたを褒めちぎる

「元気なあいさつだねー」と褒めるより「元気なあいさつができるなんて、ホント〇〇さんはすごいねー」の方が、人格を認めてもらった気になれます!

 

④別の人も褒めていたと褒めちぎる

「元気なあいさつだねー」と褒めるより「そういえば、校長先生も〇〇さんのあいさつが元気だって褒めてたよー」と言って褒めちぎります!

 

要は、褒めちぎればいいんです(笑)

目的はあいさつの声を大きくすることではありません。

信用を稼ぐことなんですから!

 

地域から信用を稼ぐには?

 

「子供たちが、登下校で地域の人にあいさつをする」

 

この一点に尽きます。

大事なのでもう一度言います。

「子供たちが、登下校で地域の人にあいさつをする」

 

これしかありません。学校内でどれだけあいさつしても、伝わらないんです。

だから、普段の生徒指導も、この一点突破です。

 

「旗振りの方にあいさつできるとかっこいいよね!」

「この前、見守りのランティアの方が、あいさつが元気と褒めていましたよ」

「地域の方にあいさつできたら、ビー玉貯金!!」

 

あいさつの先が地域となるよう、あの手この手で誘導します(笑)

 

この顧客意識こそが、稼ぐ教師の真骨頂です!

 

保護者から信用を稼ぐには?

授業参観がねらい目です。

 

「想像してごらん。自分の子供が、他の保護者に元気よくあいさつしていると嬉しくなるよね!明日の授業参観は、あいさつチャンスです!勉強よりあいさつです!知らない保護者の方にあいさつしたら、ビー玉2個です!」

 

こんな感じで稼ぎます。がめついでしょ(笑)

 

5月「廊下は静かに歩こう」で、どうやって稼ぐの?

これ、あんまり稼げないんですよ。

 

静かに廊下を歩いている子に「〇〇ちゃんは静かだねー」と褒めてもあまり嬉しくない。

 

地域の方が「みんな廊下を静かに歩きますねー」なんて褒めてくれることもない。

 

稼げない目標は、まぁ適当にやっておいて、5月もあいさつで盛り上がっちゃおう(笑)

こういう目標を、まじめに

「静かに歩けぇぇぇぇええええええ!!!」

なんてやってたら、信用を稼ぐどころか、あっという間に失いますよ!

 

「信用を稼ぐ生徒指導」の汎用性

「信用を稼ぐ生徒指導」の汎用性は非常に高いです。

 

「いじめ問題が起きたとき」

「児童が学校に不必要な物を持ってきたとき」

「上靴隠しが発生したとき」

「火遊びが発覚したとき」

 

すべて「児童、地域、保護者の信用を稼ぐには」という視点で考えれば、自ずと指導方法は決まってくると思うのです。

そして、信用を勝ち取った学校からは、いじめや問題行動も自ずと減っていくと思うのです。

 

ちなみに、一番重要な信用は

「真面目な児童たちからの信用」

です。これを失ったら、学級崩壊間違いなしです。

 

 

 

まとめ

児童を真面目に行動させようとする生徒指導

から

信用を稼ぐ生徒指導

への、発想の転換を提案します♪

 

 

教育実習生、ドン引きするかもね(笑)

おもしろさ分析:4年生「白いぼうし」

4年生の国語に「白いぼうし」という教材があります。

 

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りんご先生がツイッターに板書をツイートしてくださっていました。板書を見ただけで、とても楽しく、そして丁寧に授業したことが分かる素敵な板書でした。

「松井さんの人柄を考えよう」という授業は、「白いぼうし」の鉄板です。おにぎり🍙が授業者でも、必ず扱うでしょう。

 

でも、ここでちょっと考えてみてください。

 

そもそも、なんで松井さんの人柄を考える必要があるの?

 

この疑問に答えられなければ、学習は成立しませんよね。

 

松井さんの人柄を知っても、あんまり意味はないんです!

 

そこで

 「白いぼうし:松井さんの人柄を考えよう」

を、おにぎり🍙流「おもしろさ分析」で授業したらどうなるか考えてみました。

 

ちなみに「おもしろさ分析」って何?という方はこちらをご覧ください。

onigiripapa1031.hatenablog.com

 

①習得:この作品で学習する「おもしろさ分析の視点」とは?

 

ずばり「登場人物によって表現されるモチーフ」です!

 

モチーフとは、ざっくり言ってしまうと「主題」と同じです。

正しくは「創作の動機となった中心的な題材」です。

 

りんご先生の板書にまとめられている通り、松井さん、とっても優しい!

だから、作品全体に優しさが溢れている。

 

抽象化すると、

登場人物の人柄によって、作品の雰囲気が出来上がっている

のですね。

ここまでを、全体指導で確認します。

 

 

②活用:登場人物の人柄によって、雰囲気が出来上がっている作品は、他に何がある?

 

例えばスラムダンク

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登場人物のバカっぽさが、作品に「バカっぽさ」をもたらしてくれています。スポーツ漫画は熱くなるシーンが必然的に増えるので、「登場人物のバカっぽさ」とスポーツとの相性は抜群です。

 

例えばワンピース

 

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みんながみんな、これでもかと言うくらい仲間を大事にします。

だから、作品全体が「仲間」「友情」という雰囲気に溢れます。

 

③探究:登場人物の人柄によって雰囲気が作られている文学作品を見つけよう。

 

例えば「お手紙」

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かえるくんの優しさと、それになかなか気づかないがまくんの鈍感さが、作品に「そばにいてくれる友達の大切さ」というモチーフを与えてくれます。

 

最近あなたが読んだ本の中に、登場人物の人柄によって雰囲気が出来上がっている作品はありませんでしたか?

 

学習を生活の中で生かすところまで行って、「おもしろさ分析」の学習は終わります。

 

りんご先生、素晴らしい学びをありがとうございました!

(りんご先生に、使用許可を頂いております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2話:資産と負債

第1話では、

人が投資できるものは「お金」「時間」「信用」の3つしかない!

というお話をしました。

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第2話は、「資産」と「負債」について話します。

この2つの言葉は、稼ぐ教師になるためには、絶対に理解すべき言葉です。

 

 

ずばり

「資産」とは、あなたに「時間」「お金」「信用」を与えてくれるもの

 

「負債」とは、あなたから「時間」「お金」「信用」を奪うもの

です!

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「お金」だけを取り上げて考えてみましょう。

 

例えば、我が家の屋根についている「太陽光発電」は、資産です。

毎年35万円ほどの売り上げを、🍙家に運んできてくれるからです。

 

例えば、「家」は負債です。ローンで購入しましたので、毎年ウン万円、自動的に引き落とされるからです。

車なんかも、完全に負債です。車の維持費は、年間ウン万円かかっているはずです。

 

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では、どうすれば稼ぐ教師になれるのか?

 

答えは簡単です。

 

できるだけ負債を減らし、できるだけ大きな資産を持つ

 

たったこれだけなのです!

 

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まとめ

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第1話:「お金」「時間」「信用」の関係

今回から数回かけて、「投資」という、おにぎり🍙の「仕事の見方・考え方」を紹介します。

 

第1話は「時間」「お金」「信用」の関係と教師の意識を紹介します。

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人が投資できるものは「お金」「時間」「信用」の3つしかありません。

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この3つ、特に「お金」と「時間」は、換金可能です。

 

例えば「時間」を「お金」に換える方法で分かりやすいのは「アルバイト」。

「時間」はあるけど「お金」はない学生さんは、投資的に見ると、アルバイトをして「時間」を「お金」に換えています。

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逆に、お金で時間を買う方法もあります。

例えば「家政婦さんを雇う」などです。

家政婦さんに「お金」を払うことによって、家事にかかるはずの「時間」を買うことができます。

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(厳密には、時間は節約することしかできません。ですが、ややこしくなるので「手に入るもの」という表現にしています。)

 

昭和の時代は、お金が一番の「拝金主義」的なところがありました。お金を稼ぐことが何よりのステータスでした。

「長い時間(何十年)」まじめに働いていれば「お金」が増え、年功序列で「信用」も増え、幸せになることができました。

このような考えを持っている人がまだまだ多数いることは、理解しておくべきだと思います。

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教師の世界は、時間を投資しようがしまいが、稼げる「お金」は一律です。

 

これはかなり特殊な環境です。

 

このような環境の場合

「じゃあ、ぜーんぜん時間なんて投資しないよー!」

となるのが経済ですが、教師の世界はそうなりません。

なぜなら、元々「信用(≒やりがい)」を稼ぎたくて教師になっている人が多いからです。

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「時間」をかけて「信用」を稼ぐ教師を、Aタイプとしましょう。

 

Aタイプの教師は、まじめで誠実な教師が多く、たくさんの「信用」を稼ぐ教師も大勢います。

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しかし、Aタイプの教師が頑張ってきた結果、労働者としての常識を逸脱した働き方に苦しむ教師が増えてしまいました。

 

 

「常識的な時間」をかけて「それなりの信用」を稼ぐ教師をBタイプとしましょう。

Bタイプの教師は「労働者として当然の権利」を主張している場合が多く、私生活を大切にしています。

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残念ながら、AタイプとBタイプは、折り合いがつかない場合が多くあります。

 

Aタイプから見るとBタイプは「手を抜いてる」ように見えます。

Bタイプから見るとAタイプは「やりすぎ」のように見えます。

 

教師が「保護者から比べられる存在」である限り、お互いが和解するのは難しいようにも思えます。

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では、🍙はどのような教師を目指しているのかと言うと、Cタイプです。

 

Cタイプは、「少ない時間」で「多くの信用」を稼ぐ教師です。これからの時代の教師とも言えます。

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「だれだって、Cタイプが良いに決まっているだろ!」

と、思った方も多いかもしれませんが、現実はそうではありません。

 

「そんなの無理に決まってる!」

Aタイプの教師は、そのように思っているのです。

 

だからこそ、Cタイプを目指す教師は

「無理じゃないよ!」

ってところを、行動で見せていかなければいけないのですね。

 

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第1話のまとめ

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さあ、新しい時代の新しいマニュアルを作りましょう!

 

 

H30国語、物語の授業の仕方~おもしろさ発見学習~

物語、なんのために学習するの?

「国語の物語って、何のために学習するの?」

 

「作品の面白さを発見する力を身に付けるためです」

 

「なぜ、面白さを発見する力を身に付ける必要があるの?」

 

「物語を楽しむと同時に、面白い作品を生み出す人になってもらいたいからです」

 

そう、物語の学習は「おもしろさの発見」を目的に行われるのです!

 

ちなみに「おもしろさ」とは、読み手が感じる面白さではありません。作者が意図的に用意したであろう読み手を楽しませる工夫が「おもしろさ」です。

 

どうやって面白さを発見するの?

物語の「おもしろさ」分析表を使います!

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 この表は、6年生が対象です。

「おもしろさ」発見の12の観点が、一覧で載せてあります。

すべての物語が、12の観点ごとの「おもしろさ」を持っているわけではありません。

1つの物語につき、「おもしろさ」は3つか4つくらいです。

 

どうやって、「おもしろさ」発見の観点を教えるの?

 

分かりやすい事例を挙げながら、1時間の授業で一気に教えてしまいます。

もちろんそれだけでは「おもしろさ」を発見する力は身につきません。

だから、これから1年かけて、「発見する力の習得(習得)」と「発見してみる練習(活用)」と「発見したおもしろさの発信(探究)」を、授業で行うのです。

 

「おもしろさ発見の観点」を、詳しく教えて!

 

実際に児童に見せるスライドを使って説明します。

 

①題名

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題名には、読み手を惹きつける工夫がされています。或いは、主題に関わるものが明示されています。

「君の名は。」にはなぜ「。」がついているのか、気になりますね(>_<)

6年の教科書だと、「やまなし」も、作者の思いが強く表れた題名です。

 

②作者

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作者によって、おもしろさが高まるということもあります。

宮崎駿作品なら、すべて見たい!という方も多いのではないでしょうか。

 

6年の教科書だと、「宮沢賢治」という人間の生き方から、作品の価値を見つめ直す経験をさせたいものです。

③時や場所

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南海大冒険、とっても楽しそうですね!

いつものドラえもんとは違う場所で展開されるからこその「おもしろさ」があるはずです。

おにぎり🍙の住む町は漁師町に近いので、「海の命」の世界観は比較的容易に受け入れられそうです。

 

④登場人物(中心人物、対人物)

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登場人物、特に中心人物や対人物は、おもしろさに大きく影響します。キャラの薄い登場人物ばかりの物語なんておもしろくないですからね!

がまくんかえるくんの関係が、🍙は大好きでした。

6年では「海の命」の学習で初めて「中心人物」という概念が教科書に登場します。

 

⑤登場人物の心情

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書かれていることから、文脈を読み取るおもしろさですね。

基本的には「~かもしれない」「~と考えられる」といった、想像の世界のおもしろさになります。これまでの国語では、「心情のおもしろさ」をやたらめったら取り上げていたように思います。「心情のおもしろさは物語のおもしろさの一要因にすぎない」というのが、おにぎり🍙の見解です。

 

⑥キーアイテム

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キーアイテムは教科書用語ではないため、使うのに抵抗がありますが、他に良い表現が見つかっていません。

ドラえもんのおもしろさは、キーアイテムにかなり支えられています。

6年教科書だと「カレーライス」が印象的です。

 

⑦語り手

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語り手によっておもしろさが変わるというのは、上級レベルのおもしろさです。

わらぐつの中の神様はおばあちゃんの語りで物語が始まります。これも一種の「語り手のおもしろさ」でしょう。

カレーライスには「ひろし視点で書かれている」ことによる「おもしろさ」があるんですね。

 

⑧中心人物の変化

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始めは暴れん坊の宇宙人だったスティッチが、リロとの出会いをきっかけとして、優しい宇宙人へと変化していく。おにぎり🍙はスティッチの話が大好きです(>_<)

 

表現としては「始めは〇〇だったが、〇〇をきっかけとして、〇〇へとなった」というテンプレートが使えます。

「海の命」で学習する内容となっています。

 

⑨山場

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エースの最期は、日本中が泣きました。

「山場には山頂がある」というのがおにぎり🍙理論です。

これも「海の命」で学習する予定となっています。

 

⑩言葉のおもしろさ

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「おむすびころりん すっとんとん」

「うんとこしょ、どっこいしょ」

人気の物語には、耳に残る素敵な音がよく使われています。「やまなし」にも、おもしろい言葉が溢れています♪

 

⑪主題

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アンパンの主題が「愛と勇気」というのは、少し乱暴でしょうか(笑)

主題は抽象度が高いので難しいですが、高学年ならぜひ考えたいところです。

 

⑫その他

 

例えば「展開の早さ」「歴史的価値」など、いろいろあると思います。扱う予定のない「おもしろさ」は、すべてその他です。

 

12個の観点を「カレーライス」「やまなし」「海の命」の3つの教材で学ぼうというのが、今の教科書の流れです。

単純計算で1作品で4つの観点を学びます。詰め込みすぎだと思いませんか?

4つも同時に学んで、4つ同時に活用するのは不可能です。

だから、4月にすべて教え、国語で深めていくというのがおにぎり🍙流です(^^)