社会(世界の未来と日本の役割) ✖ インバスケット 計画編
6年生3学期の社会「世界の未来と日本の役割」を、インバスケットで授業しようと思い計画してみました♪
そもそも「インバスケットって何?」という方は、まずはおにぎりパパ🍙の尊敬する「さるさん」のブログをご覧ください♪
さるさんはブログ中でこのように言っています。
【原則】
▶︎人物になりきる。
▶︎制限時間内に複数の案件を処理。
▶︎ブレインストーミングの原則に則る。
『質<量 』 『批判しない』『自由奔放』
▶︎問題を解決しようとすることにより、本質的な理解を促す。
インバスケット理論と今までの学習方法とで一体何が違うのかというと、それは主に以下の2点です。
①人物になりきることで、楽しく学習ができる。
総理大臣になりきり、市民の願いを叶えるべく政策を考える。
サッカー日本代表の監督になりきり、格上を打破すべく作戦を考える。
評論家になりきり、その作品の良さを価値づける。
ほら、なんかわくわくしませんか♪
ただ単に、「作品の良さを見つけよう」と投げかけられるより、わくわくします!
これは子供がおままごとが好きなのと同じ理屈です。「母の一日を想像しよう」と言っても子供は楽しくありせんよね(笑)
②制限時間内に複数の案件を処理するよう求められることで、頭がフル回転する。
制限時間を設けることで、集中力が高まります。時限爆弾がはらはらするのは、爆発までの時間が見えるからです!
また、複数の案件を同時に処理するということは、選択権があるので楽しいです。ドリンクバーのジュースはどれも普通のジュースですが、選べることで楽しさが増しています。
さらに、考えやすい案件から手をつけることができますし、行き詰まったら一旦他の案件に移ることもできます。1つの案件よりも、授業のテンポが格段によくなります。
実際の授業はどう進めるの?
さて、6年社会は、もうすぐ「世界の未来と日本の役割」という単元に入ります。国連機関や国際協力に関する内容は普段あまりなじみがなく、その働きのすばらしさを実感することが難しい単元です。そこで、この単元をインバスケットで学習することで、国連機関がいかに素晴らしい働きをしているかを実感する授業を目指してみようと思います。
<単元名>
世界総理大臣になって、世界を良くしよう!
~困っている住民たちを救え~
<人物の設定>
君は世界総理大臣。全世界を統治する総理大臣だ。君の仕事場のポストには、世界中の人たちから「困ったこと」が書かれた手紙が届くぞ。君は世界総理大臣だから、世界内閣や世界国会、世界裁判所などと協力して、問題を解決しないといけない。さあ、君に解決できるかな?
<単元のねらい>
総理大臣に成りきって様々な問題の解決を試みる活動を通して、国連機関等の働きのすばらしさに気付く。(本質的な理解)
<扱う案件>
具体的案件はまだ考え中ですが、以下の12点をねらいとした案件を考えたいと思っています。
紛争と平和
貧しさ
学校に通えない子供
医師や薬の不足
世界遺産の修復活動
活動資金の問題と募金活動
地球温暖化による海面上昇
砂漠化
文化・スポーツ交流
身近な国際協力
御賛同いただける方は、ぜひコメントをください!一緒に教材研究や実践紹介をしてみませんか?
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